映画『366日』|2025年1月10日(金)公開

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TRAILER

INTRODUCTION

2000年に結成された沖縄出身のバンド・HY。
今年、結成25周年イヤーを迎える彼らの代表曲「366日」をモチーフに、全く新しい物語が誕生しました。
叶わぬ恋を歌った失恋ソングとして、2008年に発表された同曲から生まれた本作は、運命的に出会い、
恋をしたある男女の20年間を描いた純愛ラブストーリーです。
主人公・真喜屋湊役を演じるのは、赤楚衛二。
TVドラマや映画などで出演作が続く、いま最注目の実力派俳優です。
高校時代に湊と出会い、恋に落ちるヒロイン・玉城美海役を演じるのは、上白石萌歌。
ドラマ、映画、舞台など幅広く活躍する一方、アーティスト「adieu」として楽曲リリースを行うなど、多方面で才能を発揮。
赤楚とはTVドラマ「ペンディングトレイン -8時23分、明日 君と」(23)以来、2年ぶり2度目の共演となります。
監督は、ラブストーリーの名手として名高い新城毅彦。
さらに中島裕翔、玉城ティナ、稲垣来泉、齋藤潤、溝端淳平、石田ひかり、国仲涼子、杉本哲太らが出演。
湊と美海の20年に渡る物語に深みと彩りをもたらす、幅広い世代の豪華俳優陣が集結しました。
そして主題歌は、HYが「366日」のアンサーソングとして制作した新曲「恋をして」。
たとえ2人に別れが訪れたとしても、その恋は大切なものとして自分の中に残り続けるというメッセージが込められた、感動のラブソングです。
沖縄と東京、2つの都市を舞台に紡がれる愛、すれ違う想い、別れ、そして――。
誰かを愛した、すべての人へ。この冬1番切なくて、愛おしいラブストーリーをお届けします。

STORY

沖縄と東京、2つの都市を舞台に紡がれる
20年の時を超えた、
切なすぎる純愛ラブストーリー

2024年2月29日、東京。
音楽会社に勤める湊の元を、一人の少女が訪れる。
戸惑う湊に彼女が渡したのは、一枚のMD。
そこに入っていたのは、15年前に別れた恋人・美海からのメッセージだった――。

20年前、沖縄。高校の後輩・美海と出会い、初めての恋をした湊は「いつか湊先輩の作った曲、聴きたいです」
という美海の言葉に背中を押され、東京へ。2年後に美海も上京し、湊と再会。2人の幸せな日々が始まる。
「こんな幸せな日々が、365日ずっと続きますように」そう願っていた2人。しかしある日、湊は突然別れを告げて、美海の元を去ってしまう。
失恋の悲しみを抱えたまま美海は沖縄へ帰郷。
2人は別々の人生を歩むことに…。

あの時伝えられなかった想い。果たせなかった約束。
美海からのメッセージを聞いた湊は、ある決断をする――。

CAST

STAFF

THEME SONG

COLUMN

映画が生まれたきっかけ

「366日」は16年前の2008年にリリースされた楽曲。誰もが知る失恋ソングをモチーフに新たな作品を生み出すにあたり、制作陣は「なぜ彼は、別れを告げ去ってしまったのか?」というポイントに着眼して物語を紡いでいきました。

時代を経て感じた楽曲の変化

リリース時は失恋ソングとしてファンから受け止められていた「366日」ですが、3.11の震災などを経て、もっと広い意味での大事な人との別れというものをイメージするファンが増えたと、HYのボーカル仲宗根泉さんは感じたそうです。映画としても、今の「366日」が持つ意味を物語に反映させるよう意識しました。

劇中で流れるHYの楽曲たち

湊と美海が好きな曲として、HYの楽曲が劇中で使用されています。「366日」からインスパイアされたオリジナルストーリーということに留まらず、HYが作品世界の中に実在するバンドとして物語が進んでいくという点も、新しい試みになっています。

2月29日

2月29日は美海の誕生日であると共に、「366日」=うるう年に訪れる日として、映画の中で重要な意味を持っています。20年に渡る物語の中で何度か訪れるうるう年の日にも、ぜひ注目してみてください。ちなみに赤楚さんの誕生日は3月1日、上白石さんは2月28日と、偶然にも2人の誕生日が2月29日を挟む形になっています。

キャスティング

湊と美海の2人には、当初から赤楚さん、上白石さんを想定していたそうです。湊は、どこか影がありつつ優しさを備えている人。感情をあまり表に出さないキャラクターのため、常に抑えた演技を心がけていた赤楚さん。上白石さんは、沖縄から上京し、様々な経験を経て人として成長していく美海というキャラクターを瑞々しく演じています。

湊と美海

赤楚さんと上白石さんは2回目の共演ですが、恋人役は初。仲が良い故に、最初は互いに少し恥ずかしいと話していましたが、元々の信頼関係もあったので、アドリブも交えつつ自然に役としての関係性を作っていました。2人の住む部屋に飾っているチェキは、本人たちが撮影し合ったものです。

キーアイテム

物語が始まるのは2003年。高校生の湊と美海は、互いのお気に入りの曲を当時流行っていたMDに入れて交換し合い、距離を縮めていきます。その他にも、チェキを撮り合って部屋に飾ったりと、平成の時代を思い出すような懐かしいアイテムが作品の中にいくつか登場します。

ゲッキツの花

ゲッキツは沖縄や東南アジア原産で、白く小さな花を咲かせます。花言葉は「純粋な心」。 楽曲「366日」の中でも「あなたの匂い」というワードがあるため、映画でも匂いを感じさせるアイテムとして、湊の好きな花という設定で物語に登場します。

ロケーション

2ヶ月弱の撮影期間で、前半が関東近郊、後半3週間を沖縄で撮影。沖縄はHYの地元うるま市や出身校の与勝高校をはじめ、海中道路、シルミチューや今帰仁など、様々なロケ地で撮影しました。たくさんの方にご協力頂き、撮影することができました。